ICタグがあれば何か何個あるか。もう目視で数える必要はありません。
見間違い。数え間違い。見落とし。人間の目に頼っていることを、この新しい技術に置き換えることで多くの無駄を省き効率化を実現すると共に、地域の新たな課題解決に繋げます。
このプロジェクトについて
【特徴1】ユニクロの無人レジでも活躍! ICタグの魅力と可能性。
皆さんもユニクロの無人レジなどで買いたいものを入れると、一つ一つをバーコードで読み込まなくても、値段がすぐに表示されてビックリした経験はありませんか?
これは、商品に付いている値札にICタグが埋め込まれていて、電波を読み込んで値段がレジに瞬時に表示されています。このように、ICタグの最大の特徴は、リーダーからの電波が届く範囲であれば、袋や段ボールの中に入っている状態でも、複数のアイテムを同時に識別できることです。
一つの場所に入った人やモノが、出てくることをデジタルに管理が出来る。この仕組みを使えば、例えば、昨今、問題になっている送迎バスの園児置き去り、また福祉施設での認知症高齢者の徘徊も靴や服、持ち歩く道具などにICタグを事前に埋め込むことで防止することが可能です。万が一の際には自動で職員のタブレット等に通知が行く新しいシステムの構築も可能です。
それ以外に製造業など多くの部品を作るものづくり業界、大量の荷物の管理をする物流業界でも活用が期待されています。今回はこの仕組みを使って黒部から日本中に地域課題の解決に繋がるICタグ活用プロジェクトをインターン生と一緒に盛り上げていきたいと考えています。
【特徴2】仕掛けるのは黒部の電気工事会社!
株式会社SALVA(サルバ)は、1998年創業の黒部市の電気工事会社。黒部市内を中心に、戸建て住宅・集合住宅・工場・商用ビルなどの電気設備工事の設計・運用・保守を協力会社の皆さんと一緒に一手に引き受けてきました。また最近のエネルギー価格高騰に伴い、中小企業の省エネサポート事業( https://shouene.salva.co.jp/ )も行ってきました。
電気工事会社として、電波、電気、工事を扱うことが、「ICタグ」事業においても「タグ」「読み取りリーダー」「アンテナ」を設置することから電波、電気を使う技術やノウハウが活かされ、顧客のニーズに応じて柔軟に設計・工事・導入・保守・運用まで一気通貫で提案が可能です。またこれまでの顧客も含めて中小企業や様々なキーパーソンとの繋がりがあることも同社の強みです。
【特徴3】小さな導入事例を黒部からつくろう!
大手企業も多くが導入するこの仕組み。株式会社SALVAでは、地域の中小企業や地域課題解決に繋がる取り組みへの応用を考えています。
どのような地域課題・シーン・業界等で活用できるのか。
同社の松下社長、岡本専務、担当の関吉さんと一緒に二人三脚で春休み1か月、黒部の街に繰り出し、多くの人や企業と接しながら小さな導入事例をたくさん作っていきます。小さな導入事例から仕組みやシステムを構築、汎用性を持たせて別の地域や業態への展開に繋がる事例づくりを目指します。
私たちはこんなチームです


これまでの会社の強みを活かして新規事業の立ち上げも積極的に仕掛けます。
株式会社SALVAは戸建住宅から商用ビル、工場まで様々な電気工事を手掛けます。黒部の地でお客様と向き合いながらこれまで確実に実績を積んできました。今回、インターン生と取り組むICタグ(RFID)の事業を始め、これまでの会社の強みを活かしてあたらいい新規事業を積極的に仕掛けていきます。新しい事業が生まれることで雇用がうまれ、また新たな事業を展開する人材と協働できます。黒部の企業としてこれからも成長をしていきます。
- 団体概要
- 株式会社SALVA(サルバ)
設立 1998年3月
代表者名 松下哲也
従業員数 15名
WEBhttps://www.salva.co.jp/
住所 富山県黒部市三日市1502-1 - テーマ
- IT・情報/テクノロジー・テック
- 職種
- 営業/販売・接客
- 仕事内容
- ●ステップ1(1週間目)
・黒部市の魅力を体感する
・営業同行、電気工事現場への同行
・社長、社員インタビュー
・同社のICタグシステムを導入、検討している企業に専務、社員さんと共に赴き、仕組みを理解する
●ステップ2(2~3週間目)
・販路開拓企画会議
・企画会議にもとづき、決めたターゲットに対する営業ツール作成
(例)保育園、老人ホーム、習い事(水泳教室)送迎バス、独居老人×RFID(ICタグ)×スマホ活用など
・営業ツールのブラッシュアップ
・営業ツールのFAX、郵送、メール送信準備および実際に送る
→電話をかけて反応を聞く、アポイント取り
●ステップ3(3~4週間目)
・販路開拓企画会議
・社長、専務、社員さんと共に反応があった顧客のもとに営業
→実際にインターン生にも説明をして頂きます。
・契約成立の場合は実際の運用に向けた設計等の提案
●ステップ4(4~5週間目)
・導入事例のまとめ、最新の営業ツールの作成
・営業リストの整理、引き継ぎ
・社内報告会でのプレゼンテーション
・黒部市主催の終了報告会でプレゼンテーション
※原則、活動日は毎日朝礼又は夕礼でコミュニケーションも取ります。
※上記以外に取り組むことが出来るプロジェクト(関心ある方には受け入れ企業さんとの選考面接の際にお話しします)
黒部市でも地域の高齢者、特に独居老人に関する課題が顕在化しています。
高齢者の方がスマホやタブレットを持ち簡単に使うことができれば多くの課題解決に繋がるとされています。
SALVAでは、ICタグ(RFID)も活用した、独居老人×RFID(ICタグ)×スマホ活用のプロジェクトを進めるために、高齢者が簡単に使えるスマホを活用して、地元の商店街にショップを出し高齢者向けのスマホ教室などの開催も検討しています。このプロジェクトに関心がある方は関わることが出来ますので、関心ある方には受け入れ企業さんとの選考面接の際に詳しくお聞きください。 - 期待する成果
- ・これまで自社では気づかなかったICタグの活用方法やアイデア
・ICタグを活用した小さな成功事例の創出→ICタグの魅力と可能性を社会に発信
・知識、経験はなくて良いので、会社への積極的な働きかけと前向きな姿勢 - 得られる経験
- ・新規事業、プロジェクトが立ち上がる瞬間に立ち会います。その難しさと魅力を体感することができます。
・新しい技術をいかに生活シーンレベルの実用性に落とし込めるか。その橋渡し役を担って頂きます。 - 対象となる人
- 以下のいずれか1つでも当てはまる方、歓迎です(^^♪
・地域課題、社会課題の解決に挑戦したい方
・多くの人とコミュニケーションを取るのが好きな人
・新しい技術を活かして新規事業立ち上げに挑戦したい人
・新しい事業の立ち上げの瞬間です。朝令暮改OK、常に前を向いてポジティブでいられる人 - 活動条件
- 本プロジェクトは、黒部市の事業として、黒部市役所とNPO法人ETIC.が共同でコーディネートしています。
【期間】
2月13日~3月21日
※開始日程は担当コーディネーターとの個別面談時に確認してください。
※地域での最終報告会を3月20日、21日のどちらかで予定しています(現地にて必須参加となります。)
【研修】
2月13日 キックオフ研修
【活動頻度】
現地活動:週5日、1日8時間程度(週40時間程度)
【宿泊】
黒部市内(黒部市役所で用意します。インターン生が住居費を負担する必要はありません)
ワンルームのアパート(自炊などが可能な場所です)。
1人1部屋を予定しています。
【その他】
・現在の居住地から黒部市までの往復交通費:全額支給(1往復分)
・活動支援金
-黒部市より1日あたり2,000円を支給(研修実施日数分。20日間の場合:40,000円)
-上記に加えて受入企業より月額25,000円の活動支援金を支給
※現地入りの際ににワクチン接種証明または陰性証明の提出および現地訪問1週間前からの検温を実施の上、お越しください。 - 活動場所
- 富山県黒部市
◆黒部市ってどんなとこ?
https://www.city.kurobe.toyama.jp/
県内有数の温泉地である宇奈月温泉や日本一のV字峡を誇る黒部峡谷には、国内外から毎年30万人を超える観光客が訪れます。山・川・海に至る類まれな大自然を背景に、製造業を中心とする第2次産業が盛んであり、世界に冠たる技術を有する多くの「ものづくり」企業が立地しています。また、農業・漁業も盛んに行われており、そのほか、近年では観光業やサービス業への就業者も増加傾向にあります。 - 事前課題
- ※以下の1-3についてパワーポイントで5枚以内にまとめてください。
1.SALVA社のHPを読んで「RFID」について理解を深めると同時に別地域の競合他社などのリサーチと合わせてレポートにまとめてください。
https://www.salva.co.jp/
https://www.salva.co.jp/rfid/
https://www.kurobefair.com/fair2021/booth2021/358/
2.ユニクロなどの無人レジなど実際にICタグが使われている様子を3シーンほど観察してきてレポートにまとめてください。
(その他、例えば、マツキヨでは価格が高い化粧品など万引き防止としてタグが貼られていたり、一部の大学の図書館などでも無人貸し出しをしている場合などは、全ての本にICタグが利用されています。
3.こんなシーン、業態、業界でICタグが活用できるのでは?という思いつく限りの自身のアイデアをレポートにまとめてください。
代表取締役社長/松下哲也
「SALVA」という社名は、サッカー好きが高じてポルトガル語で救世主を意味する「Salvador」から拝借しました。山積する地域や企業の課題は、これまでの経験則ではなかなか解決できない事が多く、若者の柔軟な発想力と自治体や企業の資源を持ち寄り、新しい最適を創りあげることが必要です。
黒部発、地方の「救世主」となれるよう共に挑戦しませんか!