宮城県

☆新商品のマーケティング戦略を立案☆杉を使ったヴィンテージ風家具を嗜好するターゲットを見つけ出し【地域資源:南三陸杉】の新たな可能性を開拓せよ!

丸平木材株式会社

消費者ターゲットの心理に迫り新商品が売れていくシナリオを描こう。

地域材である南三陸杉の需要を拡大するために新商品:ヴィンテージ風家具のマーケティング戦略が必要です。オンラインとリアルを組み合わせながらリサーチを進め、ターゲットのインサイトを突き詰めていきます。

このプロジェクトについて

宮城県南三陸町は雨が少なく、山々の土質は栄養分が少ない岩盤質。一方で、雪も少なく、台風などの襲来も少ない穏やかな環境です。森林は、間伐(木を切って間引くこと)や手入れを適切に行うことで災害に強く良い材が取れ続ける山になります。山の材をきちんと利用し管理することが山そのものを良くしていくことにつながるのです。南三陸の山に関わる方々はこのような思いで山と向き合っており、この活動が国際的なスタンダードであるFSC認証を取得しました。仙台の一部のスターバックスでも内装に取り入れられておりその考え方が広く受け入れられています。

一方、南三陸杉は、海から吹くやませ(潮風)に含まれる水分とミネラルを浴び、ゆっくりゆっくりと、太らずスーッと空へ向かって育ちます。そのため目(年輪)が密になり強度を高め、杢目は通直で、芯材の色は淡いピンク色となり、上品な風合いを醸し出します。さらに、南三陸杉は適度に微細な空間があり、それは調湿効果を生み出します。木の持つビジュアルやさわり心地、自然を取り込むことによるリラックス効果、風合いで暮らしを豊か彩ることができます。

丸平木材は地域の木材会社で、山から切り出した木を南三陸町内で製材する工場を持っています。木材はまずしっかりと乾燥させることが重要なのですが、この南三陸杉の良さを活かすために低温乾燥にこだわり、丁寧に材を作っています。
地域の林業家と一緒に、このような特徴を持った”南三陸杉”を地域ブランドとして育ててきました。

これまでは住宅の建材を中心に使われてきました。震災後南三陸町でも復興需要で住宅の需要が盛り上がりを見せましたが、ほとんどの住宅は建ってしまいました。加えて全国的に材木メーカーは撤退が相次いでいる業界でコロナによる住宅需要の減退もあり経営環境の厳しさは増しています。これからは町外に南三陸杉の新しい需要を創造していかなければなりません。

丸平木材は現代の暮らしが忘れがちな自然の良さを提案し市場を創造していくことを目指し、経営理念として【緑のくらしプロデュース業】という新しい概念を立てました。これまでの建材の生産と販売というだけでなく、暮らしに踏み込んだ木材の魅力創造という意味で、家具などの直接暮らしに彩りを与える事業領域の展開を視野に入れています。

その経営理念を体現する商品として、次年度に机、椅子などのヴィンテージ風家具を新規に開発を進めています。南三陸杉をよりハードル低く暮らしの中に取り込んでもらいさらに多くの人に広げていこうということ、東京のステンレスを加工できる会社と組んで開発を進めていること、後発の会社として少し変わった市場から参入をしていきたいということが背景にあります。

この新開発のプロジェクトを推進するにあたり特に都市部に住む顧客の動向を把握する必要が有り、学生の皆さんの力をお借りしたいと思っています。

私たちはこんなチームです

地木の力を輝かせ、緑の環を育む

丸平木材株式会社は、南三陸の地で、1908年に創業し、土台、柱、梁といった構造材を始め、フローリングや天井、カウンターや家具といった内装・造作材など、家づくりの材を丸ごと南三陸杉を主にしながら製材加工している会社です。加工の際に大切にしていることは、地域の木の本当の良さを提供すること。そのために、木の命、木の本来の力をつなぐ加工をすることです。その木の力を提供することで、豊かな緑の環を育むことに貢献します

インターン生へのメッセージ

代表取締役/小野寺 邦夫

南三陸は、豊かな海と豊饒な山が織りなす、自然の恵みの宝庫です。ここに住む人はその自然の恵みをいただいて、今日まで生きてきました。 2011年3月11日 大海嘯が南三陸の街を飲み込み、筆舌に尽くしがたい非常に大きな犠牲を出しました。けれど私たち地域の人間は、なぜか海や自然を恨むということはありませんでした。
豊かな恵みと、時に襲い掛かる自然の猛威。それは、人間の力では抗う事のできない、表裏一体のものの様に感じます。その時、私たちは、どのように考えていったらいいのか?今でもはっきりと答えが出ているわけではありません。しかし、私たちは、明治27年と昭和8年の、今回と同じくらいの規模の大きな2回の海嘯の記憶が薄れていたということに、後で気がつきました。先人の教えを生かし切っていなかったのかもしれません。
人間の自然に対する対峙の象徴の、コンクリートの塊の堤防も、圧倒的な自然の力の前に、簡単に破壊されている風景を見つめながら、人間の力で自然を抑え込むことができるという考えは、やっぱり思い上がりなのかもしれない。その実感だけは残っています。
自然の豊かな恵みと猛威、それが表裏一体であるということを実感しながら生きていくこと。だからこそ、家族や普通のくらしがどれほど貴重でかけがえのないものか。どんなに科学技術が進歩しても、その謙虚な心持、本質を忘れてしまってはいけない。
3.11がそのことを、改めて教えてくれた気がしています。そして、私たちはこれからも南三陸の豊かな自然の恵みに感謝しながら、それを活かさせて頂いて、生きていくのです。
私たち丸平木材は山の生命エネルギーを日常の生活に取り入れていただくために、こころをこめて製材を続けていきます。
インターンでご一緒することでこのような感覚も共有できたらと思っています。エントリーお待ちしています!

プロフィール・・・

団体概要
丸平木材株式会社
設立 1986年5月17日
代表者名 小野寺 邦夫
従業員数 18名
WEB
住所
テーマ
農林水産・6次産業/建築・住・リノベーション
職種
企画・商品開発/マーケティング・広報
仕事内容
本インターンでは、南三陸杉の材としての良さ/ストーリーと、家具としての商品価値どちらにも惚れ込んで、購入いただけるターゲットセグメントを特定し販売を成功させるためのマーケティング戦略を立案してもらいます。

○競合分析含めた現市場の調査
○40〜50代のヴィンテージ風家具を取り入れたライフスタイルに憧れる男性という仮ターゲットの検証
○その他ターゲットのアイデア出し
ターゲットペルソナを設定し
○調査先のリストアップ
○店頭調査(どんなものが売れているのか、どんな人が買っているのか)
○アンケート調査(ターゲットに特化した母数300以上)
を組み合わせてライフスタイルに関するリサーチを行う
○ターゲットの検証、チャネル(リアル/ネット双方あり)、値段設定、売り方の提案までをまとめたマーケティング戦略を作り上げます。

成果としては、そのまま実践で使える【マーケティング戦略の提案書】を提出することになります。

1週目:事前研修
2週目:ミッションの理解、リサーチ設計
3週目:リサーチ実施(店頭調査、アンケート)
4週目:リサーチ実施(店主ヒアリング、アンケート)中間報告会
5週目:補足リサーチ実施
6週目:売り方検討(チャネル、値段、商品メッセージ)※関係者を巻き込んだ議論を行う
7週目:売り方検討続き(チャネル、値段、商品メッセージ)
7週目土曜日最終報告会
期待する成果
実践でそのまま使える【マーケティング戦略の提案書】ターゲットの検証、チャネル(リアル/ネット双方あり)、値段設定、売り方の提案含む
得られる経験
自分とは違うターゲットのライフスタイルや購買心理を探り当てるマーケティングセンス
知らない人に何かをお願いするときの作法やアプローチ方法
南三陸という地域で奮闘している中小企業の経営者の生き方、そこで働くことのイメージが持てる
対象となる人
スキル・・顧客の心理を想像できるセンスがある
マインドセット・・時間を守れる、創意工夫が出来る、フットワーク軽く動ける、分かったふりをせずにきちんと質問が出来る方
活動条件
【このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです】
<このプロジェクトは、オンライン実施(一部現地活動あり)です>
・2021年1月23日~3月13日(全体で160時間程度の活動)
※テスト期間に重複して23日からの開始が難しい場合はスタート時期のご相談が可能です。
・基本的にオンラインで現地をつないだ活動となります。
・エリア内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(オンラインまたは現地)を実施します。
※来訪タイミングは、事前研修時は必須、また必要に応じて業務開始1週間を目処に検討します。
※現地に行けない場合でもエントリーは可能です。面談時に相談をしてください。
※現地での活動については、新型コロナウイルスの感染状況等によって、変更や中止になることがあります。

【活動頻度・活動時間】
・週4~5日(月曜~金曜)、1日4~6時間程度
・企業の営業時間内(9:00~18:00)での活動が中心ですが、内容によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります。
※このプロジェクトについてのご質問・ご相談は、株式会社ESCCA(担当:山内、連絡先:ryota.yamauchi@escca.jp)までお問い合わせください。
活動場所
宮城県南三陸町
事前課題

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